†ロリナイティス†

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2010-01-30 Sat 02:28
メリカと一緒
amerito.jpg


「近頃の日本ブームで着物萌!なんだぞ!!リトアニアもよく似合ってるぞ!」


今日、朝一で俺の家にやってきたアメリカさんは
ネット通販で入手したという‘着物’を手にしていた。

『これ手土産なんだぞ!
早速二人で着てみるぞ!!』
という事で半ば強引に俺は着物を着せられていた。

俺もTVで見たことくらいはあったけど実際着た事は勿論無い。
持ってきたアメリカさんもこの服の構造がよく分からずに、
あれこれ四苦八苦して、パンフレットの写真とにらめっこをしながら
見よう見まねでなんとか着替える事ができたわけなんだけど・・

「あの、アメリカさんこれ女性物なんじゃ・・」

「そんなこと無いぞ!リトアニアにはこの赤い帯ベルトがよくにあってるんだぞw」
なんだか落ち着かない日本の伝統衣装に
俺の姿をにやにやと上から下まで眺めたアメリカさんは
満足げにうんうんと満面の笑顔を見せた。
その笑顔が気恥ずかしくて俺はまともに目を合わせられずに俯くばかりだった。

「よし、ちょっと外に散歩でも行くか!!」

「ええ、こ、この格好でですか?!」

「そうだぞ!さ、早く早く!」

「ちょ、・・とアメリカさ・・・」

俺の抵抗もむなしく、アメリカさんの大きな手が俺の腕を掴み
あっけなく外へと連れ出されたしまった。

「リトアニア、もう一度回ってみせて」

「も、もう嫌ですよ!!は、恥ずかしいんですからもう見ないで下さいっ」

「なんでさ?俺はめちゃくちゃ可愛いと思うんだぞ」

「またそういうことを普通に言う・・俺男ですから可愛いって言われても嬉しくありません」

「? どうしたんだいリト、機嫌悪くして・・俺はこんなに嬉しい気分なのに」

そういってリトアニアの着物の帯を掴むとグイッと引き寄せた。

「ひゃっ!?」

とつぜんの行為に思わず変な声が出てしまった。

「ねぇ・・リトぉ・・・」

自らに引き寄せたアメリカは耳元で甘く名前を呼んだ。

「―――っ/////!!??」
突然の行為にリトアニアは頬を赤くして固まってしまった。

「な、なんです・・か?」

「この下・・・何も着てないんだろ」

「そ、な!?
い、いきなり何を言い出すんですか!!」

「俺も何も着てないぞ?だって説明にそう書いてあったからな
でも俺はどうでもよくって・・リトがそうだって思うと・・」

「思う、と・・?」
なんだか嫌な予感がして・・でもつい聞いてしまった。


「すっごく興奮するんだぞ!」


「――――っ!?」

そのあまりに率直な感情にも驚くが
その事を一切隠さず言葉にし伝えてくる事も
リトアニアにとってはどう対処していいのか困惑する要因になっていた。

そもそもこの大国のアメリカがEUでも有数の小国であるリトアニアに
関心を抱くなんてことがリトアニアにとっては理解しがたい事なのである。

「なにを言ってるんですか・・
お、俺のどこが、その、良いんですか・・
何度もこうやって訪ねてきてくれたり
ア、アメリカさんならいくらでも相手がいるでしょ・・」

「?」

「か、からかってるんならその、大概にしてくれないと俺・・その・・」

「何言ってるのさ」

「・・・」

「俺リトアニアのこと好きなんだぞ」

「それはもう聞きました・・・その、何度も・・」

「もしかして、真剣に受け止めてもらえてなかったり?」

「・・・」

「ちょっとリト・・」
アメリカはそっとリトアニアの腰を掴むと
自らの腰に引き寄せた。


「ぁ・・!?」


「リト相手じゃないとこうならないから・・
これじゃ信じてもらえないのかい?」

じっと俯いたリトアニアの表情は分からなかったが、
耳が真っ赤に染まっていた。

「リト、その信じてもらえたのかな?」

「・・は、はい
ですからっその も、もう・・」

「ダメなんだぞ!リト、返事がまだなんだぞ!」
腰を掴む手を離そうとなんとか抵抗しようとする。

「・・・・・・」

「遠慮しなくてもどんな答えでも俺は受け止めるぞ!」

「きに・・
好きに・・決まってるじゃないですか・・」

「!!!?」
意外にあっさりと、そして確実に返事を出された。

「リト!!!!!!」

嬉しくて、本当に心から嬉しくて。

目の前にいる愛しい人物を思わずぎゅっと力いっぱいに抱きしめる。

「わっ!?
だ、だからっ」

「だから?」

「あんまりこんな事しないでください!」

「なんで!?ダメ、嫌だ、やめてあげない!!」

「ちょ、力緩めてください!く、苦しい~~~っ」

「なんでダメなんだい?こんなに好きなのに」

「は、恥ずかしくて・・死にそうだからです~~っ!!!!」

意外な言葉に驚くも、
しかしすぐに
一体何を言い出すんだろう と、なんだかとても可笑しく思えてきてしまう。


「は、は・・ あははははは!!!」

「んな!何笑ってるんですか!?俺何かおかしなこと言いましたか?
俺、これでも真剣に・・っ」

「い、いやすまないすまない・・・
その、リトアニアがあんまりにも可愛くって
好きなのに抱き合っちゃいけないなんてそんな事・・あはは」

「お、俺!アメリカさんみたいに感情を素直に出されすぎると
どうしていいのか分からなくなるんです!!」
普段あまり感情を言葉に出さないリトアニアだけあって、
もうすでに少し涙眼になってしまっていた。


「だ、だから俺がいつもキスしたり抱きついたりすると
微妙な顔してたのか・・なんか、なんだか色々納得したぞ」

「アメリカさんはいつも率直すぎるんです!
お、俺その度にどうしていいか分からなくて・・」

また顔を真っ赤にして俯く彼にアメリカは満面の笑みで答えた。



「そういう時はリトも素直になって!

それで俺に抱いた感情をそのまま伝えてくれればいいんだぞ!

リトアニアがくれた感情なら俺は何でも幸せに受け止められるからさ」









「――――はい」

少しの間の後、リトアニアは小さく頷いた。



「それじゃ、手始めにリトからキス貰おうかな!!」
少しかがんで、やっと心が通じ合った恋人と同じ目線で立つ。

「!?」
少し驚いて、目をあわせられなくて、でももう彼は逃げたりしなかった。

お互いにゆっくりと目を閉じて そっ と唇を重ねるだけのキスをした。


―END―
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